| 2002/10/03
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今日は初めて君の地元へ遊びに行った。
私の高校、授業が5時間目で終わりだったから、君の家と同じ方向に住んでるMと一緒に電車に乗り私の高校が有るK駅から北へ1時間。
君に想いが通じてから逢うのは今日が初めてで、電車の中で私は 『どうしよう!緊張する!』 それしか言えなくて。
逢ったら何て言えばいいのか、何話したらいいのか、そんな事を考えては心臓が口から飛び出しそうになる気持ちをMに何とか抑えて貰い。 BGMは唄い人羽の流れ星。
『出会った頃と同じように〜』 なんて、まだ私たちは出会ったばかりだよ(笑
私立の学校通ってたから靴下までもが学校指定で、しかも色がエンジ色。 こんなんで、市外を歩いたら何処の高校だよってジロジロ見られてしまうから、電車の中で黒のハイソに履き変えて。
気付けば君の家が有る駅に到着。
Mが降りるのはもう1つ先の駅だから、Mとは此処でお別れ。
電車を降り、初めて歩く駅のホームの階段を下がってまた上がり、新入社員のような若い駅員さんが居る改札を恐る恐る抜けた。
でも、君の姿は構内に無い。
少し不安になって駅の外に出ると、出入口横の植え込みの所に君はしゃがんでいたね。
君が居た安堵感と変な緊張感とで、きっとおかしな顔してただろう私。
でも、君の学ラン姿が大好きだから、とても嬉しくなって 『カッコイイ!カッコイイ!』 って、延々褒めてまるで犬のように、君の周りをくるくる回ったね。
さっきまで緊張でいっぱいだったのに、君を見たらそんなものは何処かへ吹っ飛んでいったよ。
君は凄いなぁ。
学校を途中からサボってくれた君と、何だか凄くカッコイイ君の原チャを押しながら、駅から君が通ってた小学校の横の河原へ行き、沢山話をして。
ってか、あの原チャ、カッコ良すぎて原チャに見えなかったよ! どう改造したら、あんな風になるんだろう不思議だ。
河原で私が印象に残って居るのは何故か草食動物の話なんだよ。 『草食動物はね、奥歯が平らになっていて、それで草をすり潰して食べるんだよ!』 『嘘ー』 『嘘じゃないよ!小学生の時、そう習った気がする!』 『気がするだけじゃなぁ(笑』
本当くだらない話なんだけど、それが凄く楽しくて、ずっとお腹抱えて笑ってたよね。
夕方、君の家に行く時もサボったのがバレないように、君のお母さんに買い物頼んでその隙に家上がって。
でも、結局、お母さんが買い物から帰って来たらタイミング良く担任から電話がきて、笑ったなーアレ。 君はサボリの常習犯だったんだね(笑
君が好きなヒップホップやユーロビートなんかを聞きながら、それに混じって、Gacktさんが1番好きだと言っていたのは意外。 Gacktさんみたくなりたいと、Gacktさんの事を話している君は、まるで私がhydeくんの話をしてる時のようで、似た者同士なのかなと何だか可笑しくなった。
この時、君がいつも付けてるGacktさんモデルの十字架ネックレスを貰って、お守り代わりに毎日付ける!と、凄くはしゃいで、君も笑ってくれているのが私もとても嬉しかったよ。
曲聞きながら、気付けば2人して本気で爆睡してしまい、寝ぼけ眼で時計を見たら、もう電車の時間が迫ってた。
田舎な此処は電車が1時間に1本。
この電車を逃せば家に着くのは20時過ぎ。 明日は学校有るし、遅くなると確実に怒られる…
急いで駅へ向かえば、あっという間にサヨナラの時。 名残惜しいけど仕方がないね。
『バイバイまたすぐ会えるよね』 高校生な私たちには電車で1時間の距離は余りに遠くて、次いつ会えるかなんて分からない。 だけど、あったかい君の手を私は離しホームへ走った。
ケータイの電波が上手く入らない山道で、途切れ途切れの電波の中、それでも帰りの電車でもメールをして。
私は君が居る幸せにすっかり浸ってしまってた。
嬉しくて嬉しくて、君に繋がる全ての事に心から感謝したよ。
『次いつ会えるかな…』 そんな問いに対して 『またすぐ会えるよ心配すんな!』 君はとても優しいからね。
怖いくらい完璧すぎるこの幸せが崩れるなんて考えは微塵も無くて
この幸せがこれから先もずっと続いていくんだと、あの頃の私は信じて疑いもしませんでした。
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2002/10/03
++御伽話-過去-++
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